オペラを楽しむ会第7回公演ベッリーニ作曲『ノルマ』来年2019年5月4日14:00~まつもと市民芸術館主ホールにて…公演決定

2018年5月吉日
オペラを楽しむ会  第7回公演  合唱団員募集について…一年かけて一本のオペラに挑戦!!
オペラを楽しむ会 主宰 倉科京子
下記の内容にて、ベッリーニ作曲、オペラ『ノルマ』(イタリア原語上演字幕付き)の公演を行います。
〈ベル・カント・オペラ〉の代名詞となっている、ベッリーニの最高傑作です。
巫女の長ノルマと敵のローマ将軍ポッリオーネの許されぬ恋、そして巫女アダルジーザも加わった三角関係から生じる悲劇。ヒロイン、ノルマの葛藤に焦点が当てられ歌唱、演技面で様々な感情表現が求められています。物語はとても残酷ですが、ベッリーニの音楽の力によって崇高で格調高いドラマになっています。声そのものの追求こそがイタリア・オペラの本当の魅力だといえるとすると、〈ノルマ〉こそ究極のオペラと言えます。
この素晴らしいオペラを盛り上げるために、合唱団員を募集いたします。体を使ったベルカント唱法・イタリア語読み・歌い方・演技等を基本から指導いたします。体はより健康に、頭脳はすっきりと明晰に、体はすっきりシェイプアップ!?楽しくやりがいのある練習をして、本番に向かいます。「えっ!!オペラ?イタリア語?なんて歌ったこともないし難しいのでは…」と思っているそこのあなた!!大丈夫です。楽譜が読めなくてもイタリア語が分からなくても 皆でうたっていくうちにいつの間にか歌えるようになります!「おもしろそうだな、やってみたいな…」とちょっとでも思われた方 是非ご一緒にやってみませんか?
また、舞台には出る自信がないけれど勉強してみたい方も大歓迎です。その方は1回につき¥1500のレッスン料となります。この代金は、オペラの制作費に当てられます。
3月から練習開始です。指導者はオペラを楽しむ会主宰でありオペラ歌手の倉科京子、リリカイタリアーナ主宰の澤木和彦先生、演出協力・副指揮の中津留智先生です。
練習日時 月2回2時間半ずつ おもに日曜日10:00~12:30、時々土曜日や祝日
計30回くらいのレッスン回数になる予定。練習日程表…別紙添付
練習会場 あがたの森、第2地区公民館、全久院等
本番までの会費 参加費として¥35,000(衣装代含む)‹家族割引あり›、楽譜代¥6,500 (対訳本込み)
衣装も会の衣装スタッフの手作りのため、場合によっては参加者個々にお願いするものがあるかもしれません。(例:Tシャツ、スカーフ、履物等)
G.P.&本番日時 G.P.平成31年5月3日(祝金.)、本番5月4日(土)午後2:00~4:45
会場             まつもと市民芸術館主ホール
指揮・コレペティ          澤木和彦先生(リリカイタリアーナ主宰)
照明・舞台監督          JUKE
企画・演出・制作         倉科 京子
チケット代        5000円(大人)2000円(大学生)1000円(小・中・高校生)
伴奏             ピアノ、オーケストラ
練習ピアニスト          平山百合子・坂井広恵・宮下夏枝
登場人物 ソリスト:ノルマ(ソプラノ):ドルイド教の巫女長…〈倉科京子・松本市在住〉
アダルジーザ(ソプラノ):インミンスル神殿の若い尼僧、ポッリオーネの恋人…〈下平玲夏・伊那市在住〉
ポッリオーネ(テノール):ガリア地区を征服したローマの将軍(地方総督)…〈岩原陽一郎・木曽出身〉
オロヴェーゾ(バス):ドルイド教の高層、ノルマの父…〈武田義久・長野市出身〉
フラーヴィオ(テノール):ポッリオーネの友人…〈久保順平・富士見町出身〉
クロティルデ(ソプラノ):ノルマの次女…〈未定〉
合唱とその他の登場人物:
ドルイド達、吟遊詩人達、ゴートの僧達、巫女達、ガリアの兵士達および戦士達、二人の幼児(ノルマとポッリオーネの子供)

あらすじ
〔第1幕〕紀元前50年頃、ローマ占領下のガリア地方、ドゥルイド教の聖堂の祭壇前。ローマの圧政に苦しむケルト人たちは反攻の時をうかがっている。だがドゥルイド教の巫女長ノルマは密かに、敵であるローマ総督ポッリオーネと2人の子を設ける仲になっていた。しかしポッリオーネは、もはやノルマへの愛は冷め、若い巫女アダルジーザに心を移している。集まった教徒達の前に姿を見せたノルマは、血気にはやる皆を鎮め、祈りを捧げながら、恋人へのやみがたい愛と神や同胞への忠誠とのジレンマに悩む。
一方アダルジーザはノルマの家を訪ね、禁断の恋の悩みを打ち明ける。最初は自分の体験を重ね合わせて同情するノルマだったが、その相手がポッリオーネと知るや激怒し、復讐を誓う。
〔第2幕〕ノルマの隠れ家で、彼女は眠る我が子を殺そうとするが果たせない。彼女はアダルジーザに、子供を彼女に託して、自らは命を絶つつもりと告げる。感動したアダルジーザは、自分は身を引き、ポッリオーネにノルマの許に戻るよう説得すると誓う。
森の近くでは、ドゥルイド教の主張でノルマの父オロヴェーゾが、はやる兵士たちをなだめ、時期到来を待つよう諭している。
ノルマは聖堂で、恋人が自分のところに戻ってくるのを心待ちにしていると、アダルジーザの説得がが失敗に終わったことを伝え聞く。怒り狂ったノルマは人々を集め、ローマ殲滅を命じる。捕らえられてきたポッリオーネに。アダルジーザのことを諦めるよう脅かすが、彼は冷たく拒否。激昂したノルマは皆を集めて「巫女の中に裏切り者がいる。生贄に」と告げる。皆が固唾を飲むなか、ノルマの口から出たのは「私こそ、その裏切り者だ」。父親に子供を託したノルマと、彼女の崇高な愛に覚めたポッリオーネは、ともに火刑台に進む。

オペラを楽しむ会の趣旨
松本は楽都といわれ、さまざまな音楽の催しや、音楽団体、音楽の組織があり活躍しています。地域に密着した文化が息づいた土地柄です。そこで松本中心に地域発の音楽文化をオペラという形で表現しようと活動する音楽家で組織されたのが「オペラを楽しむ会」です。出演者が互いに切磋琢磨しあい、最高レベルのオペラを創造しようと努めています。その趣旨にのっとり、
1、 地域の音楽家や愛好家でオペラを創造する。
2、 地域の音楽家や愛好家に練習や発表の機会を提供し育成する。
3、 地域の方々が気軽にオペラに触れることができる機会をつくる。
4、 これらにより地域の音楽文化の振興に貢献する。
以上を趣旨として公演を開催いたします。

問い合わせ先:オペラを楽しむ会 倉科京子
℡. 090-4393-6001 Fax. 0263-34-4300
E-アドレス lyric-pop@zenkyuin.or.jp
〒390-0815 松本市深志3-7-50