オペラを楽しむ会第13回公演ヴェルディ作曲『ルイザ・ミラー』演目決定しました!!

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2025年11月6日

第13回オペラを楽しむ会公演 合唱団募集について

オペラを楽しむ会 主宰:倉科京子

 

演目はヴェルディ作曲『ルイザ・ミラー』。原作はシラーの戯曲『たくらみと恋』。物語は、退役軍人の娘ルイザと、正体を隠した領主の息子ロドルフォの悲恋を軸に、権謀術数が絡む悲劇を描いており、登場人物の心理を情熱的な音楽で表現している。ヴェルディ中期の傑作とされている。

そのオペラの合唱団メンバーを募集します。

体を使った発声練習、イタリア語の発音、歌い方をしっかりと追及しながら、楽しい雰囲気で練習していきます。

最初は少し不安を感じる方も、そのうちメンバーと声を合わせていくと歌えるようになり、気持ちが入ってくるとその雰囲気を作っていけるようになります。そして本番では、皆さん役になり切って堂々と楽しく演じられるようになります。本番を迎えるまでの過程を、ご一緒に精一杯楽しみましょう。初心者、経験者問わず、興味のある方は、大歓迎です。なおステージには乗らないが、練習のみ希望の方も立ち稽古直前まで、ご参加可能です。

 

演目:『ルイザ・ミラー』全3幕

作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ

原作:フリードリヒ・フォン・シラーの戯曲『たくらみと恋』

台本:サルヴァトーレ・カンマラーノ

初演:ヴェルディ36歳の時、1849年12月8日、ナポリ・サン・カルロ劇場

公演日時:2027年4月5月6月の土日ダブルキャストで2公演

会場:まつもと市民芸術館主ホールorキッセイ文化ホール

合唱指導者:倉科京子、澤木和彦、上條力秀、青木素子

練習日時:2025年12月7日(日)から練習開始。月に2回ずつ。主に日曜日の10:00~12:30。

立稽古が始まり本番に近くなってくると時間は長くなる。

練習会場:松本市第2地区公民館、第3地区公民館、あがたの森、全久院など

参加費用:月に3,000円(すべて公演の製作費に使われる。)

他必要経費:楽譜代、衣装代等実費

総監督:澤木和彦

指揮者:上條力秀

オーケストラ:オペラを楽しむ会特別編成オーケストラ(約20人)

ピアノ:平山百合子・堀内春佳

コレペティ:平山百合子・堀内春佳・青木素子

 

主要キャスト:ダブルキャスト

ルイザ・ミラー(ソプラノ)…退役軍人ミラーの娘、ロドルフォと相思相愛

:倉科京子(松本市在住)、三井ひかり(諏訪市在住)

ロドウルフォ(テノール)…ヴァルター伯爵の息子(カルロと名乗る。ルイザと相思相愛)

:谷川佳幸(東京都在住)、久保田峰雪(埼玉県出身長野県在住)

ミラー(バリトン)…ルイザの父

:藤森秀則(諏訪市在住)、武田義久(長野市在住)

ヴァルター伯爵(バス)…ロドルフォの父、領主

:未定

フェデリカ(アルト)…オストハイム侯爵未亡人、ヴァルター伯爵の姪で、ロドルフォと幼馴染。

:堀米玲子(伊那市出身)

ヴルム(バス)…ワルター伯爵の秘書官

:井手守 (塩尻市在住)

 

ラウラ(メゾソプラノ)…ルイザの友達

:西山範子(松本市在住)、下平玲夏(伊那市在住)

一人の農民(テノール)…

:林正弥(伊那市在住)

 

特徴

ヴェルディにとって15作目のオペラにあたり、それまでの英雄的な歴史劇とは異なり、一般市民を主人公とした心理描写に焦点を当てた点が特徴的。この作品は、後に続く『リゴレット』、『トロヴァトーレ』、『椿姫』といった傑作群(三大人気オペラ)への過渡期を告げる重要な作品と位置付けられている。

あらすじ

舞台は17世紀前半のチロル地方。オーストリアとイタリアにまたがるアルプス山脈東側の地方で、ドイツ系住民が多く住む地域。

美しい自然が広がる村にある、退役軍人ミラーの家の前で、今日はミラーの娘ルイザの誕生日。身分を隠した領主の息子ロドルフォと恋中に。彼はまだ来ないのでルイザはそわそわしている。

一方、ロドルフォの父である伯爵は、息子を侯爵未亡人のフェデリカと結婚させようと策略。

また、伯爵の家臣ヴルムは、ルイザに片思いをしており、父ミラーの命を救う代わりに、ロドルフォへの愛は偽りだったと書いた手紙を書かせる。その手紙を読んだロドルフォはルイザを誤解し、毒入りのワインを飲ませてしまう。死を目前にして、ルイザはロドルフォに真実を告白する。すべてを知ったロドルフォは、ヴルムへの復讐を叫びながら、ルイザとともに息絶える。

見どころ・聴きどころ

親子の愛、貴族と平民の階級差がもたらす愛の悲劇、裏切りなどを描いた、劇的で抒情的な楽曲が魅力の作品。

オペラを楽しむ会の趣旨

松本市は楽都と言われ、様々な音楽の催しや、音楽団体、音楽の組織があり活躍しています。地域に密着した文化が息づいた土地柄です。そこで松本市を中心に地域発の音楽文化をオペラという形で表現しようと活動する音楽家で組織されたのが「オペラを楽しむ会」です。出演者が互いに切磋琢磨し合い、お客様も楽しみ、感動していただける最高レベルのオペラを創造しようと努めています。その趣旨にのっとり、

  • 地域内外の音楽家や愛好家でオペラを創造する。
  • 地域内外の音楽家や愛好家に練習や発表の機会を提供し育成する。
  • 地域の方々が気軽にオペラに触れることができる機会をつくる。
  • これらにより地域の音楽文化の振興に貢献する。

オペラを楽しむ会の今までの流れ

・第1回公演…2007年「現代歌舞伎版 ホームコメディオペラ フィガロの結婚」

・第2回公演…2008年松本文化会館中ホールにて「ドン・ジョヴァンニ」

・第3回公演…2009年倉科京子ソプラノリサイタル『音の宴』

・第4回公演…2011年「蝶々夫人」

・第5回公演…2013年「ラ・ボエーム」

・第6回公演(土の会公演)…2015年「こうもり」に本会全面協力

・第7回公演…2016年「仮面舞踏会」

・第8回公演…2017年「第1回十字軍のロンバルディア人」

・第9回公演…2019年「ノルマ」

・第10回記念公演…2021年「椿姫」

・第11回公演…2023年「愛の妙薬」

・第12回公演…2025年「ランメルモールのルチア」

・第13回公演…2027年「ルイザ・ミラー」公演予定

 

 

 

問合せ先  オペラを楽しむ会  主宰  倉科京子

Emailアドレス lyric-pop@zenkyuin.or.jp

〒390-0815

松本市深志3-7-50 全久院内