昨年の10月、松本市政100周年記念の松本城物語で、場面展開のきっかけになる歌を歌う役を務めました。
4年前からオペラを企画公演する「オペラを楽しむ会」のアドバイザーをお勤めいただいている方から推薦があり、オーディションを受け、その役をもらいました。
場面展開の時、4回ほどステージに出て歌いました。
松本城物語には彼女が教えているコーラスの方など知り合いがいて、フィナーレの後廊下に出て客の見送りの時は、皆に囲まれ「やったね!」とばかりに抱き合ったりと晴れやかな顔をしていました。
少しづつですが彼女の声が認められてきたのかな、と思います。
寺の仕事の合間、常にイヤホーンで自分の歌を聞き、練習している努力と気力には私も脱帽。
また、今年の6月22日オペラを楽しむ会主催でモーツアルトの3大オペラの一つ「ドン・ジョバンニ」のドンナ・アンナ役をやります。
他の「魔笛」「フィガロの結婚」はすでに上演していますので、最後一つということになります。
このオペラは有名なアリアや重唱曲が満載の、滅びの美学、宇宙の音楽と評される大作です。
今年はコンサート形式で、歌を聞かせるだけで、来年オペラとして上演する予定です。
長野県内で活躍する声楽家のみで作り出すオペラです。
合唱団の指導、練習、打ち合わせなど全て手作りです。市民の有志だけでどこまで出来るか、ぜひご期待ください。
また賛助いただける方、チケットが欲しいという方がございましたら、全久院までご連絡ください。