1、棚を作る場合
上の段に本尊様、(本尊様は仏壇に入れてお盆中は閉じておくというお宅もあります。その家のやり方を尊重してください)お位牌、塔婆をまつる。2段目に供物やお膳、水やお茶。3段目に過去帳、花、燭台、線香立て、鐘、マッチや火消しや線香入れなどの道具をおきます。棚の数が多いお宅は上の写真のように各棚に分けてお供えください。
2、仏壇を使う場合
仏壇は常のとおりまつる。手前に経机を出すお宅は机の上に、経机を出さず引き棚を使うお宅はその上に棚の3段目に飾る過去帳や花や鐘などを飾る。その他灯篭や飾り花、いただいた供物などは写真のとおり適所に飾る。またお寺が配る五色の盆旗は、写真のように広げて糸などを通して吊るか、棚に広げて置いてください。
初めにも書きましたが、こうでなくてはいけない、ということはありません。先祖様をお迎えするという気持ちをこめて、その家に伝わった仕方で飾っていただくのが大切なことと思います。