全久院には表千家の茶道の稽古場があります。また長野県支部の事務局になっています。東堂が大先生で、大黒も先生。住職にとって、お弟子さんの大半が先生の資格を持っているので、皆さんが先生です。住職の子供たちも小さい頃から茶室に来てはお茶を飲んでいたので、皆お茶が大好き。お点前も始めました。11月3日は恒例の全久院茶会。去年は2女の愛里がかなり難しい濃茶の点前をしました。今年は3女の小学生が薄茶に挑戦します。
東堂が表千家長野県支部を設立してから45年が過ぎました。その記念として、東信の塩田平のお寺をお借りして、安楽寺、北向き観音、前山寺、中禅寺などで茶席を設け、1000人の参加者により、お祝いの茶会が開催されました。松本地区の野点席(右写真)を担当したり、住職は事務局で各席を駆け巡って調整に当たったりと、お茶もなかなか大変です。
平成16年1月号より