葬儀は全久院で!ご検討ください

ここ数年リラの会の立ち上げから始まり、法要でもっとお寺を使ってもらえるように皆さまに勧めて来ました。おかげさまで、今年に入って葬儀は全体の3分の1はお寺を式場にしてもらえるようになりました。8年前はお寺での葬儀はゼロだったところからのスタートでした。確かに最新の設備を備えた業者の式場は設備も整い、便利ですが、その分費用はビックリするものです。

比較してみますと100人のお参りの人と仮定すると、ご遺体の自宅への搬送から始まる全ての費用は、業者では、100人×25000円=250万円。寺を使えば100人×10000円=100万円。差し引き150万円の差が出ます。寺で行う業者がいますので、手間は全くかかりません。同じことをするのに150万円の違いです。よく積立金があります、といいますが、30万円としてもそれを捨ててしまってもまだ、120万円浮いてきます。

法事や葬儀はぜひ全久院で! 金銭的なことばかりでなく、葬儀や法事は宗教的名儀式ですから、寺という場所でなければ、その儀式を行う意味が消えてしまいます。戒律を授かり、菩提寺の住職に戒名を付けていただき、一つになったみなの心に送られて仏様になる、という葬儀の意味はやはり自宅や寺という場所でなければなりません。様々な事情で仕方のない場合もありますが、是非経済的にもお寺を使っていただきたいと思います。イスに坐っていただけるよう、駐車場の確保、など以前よりは便利になってきていますし、もっと皆さんが使いやすいように改善してゆきますので、是非一考ください。いざという時では業者の言うなりになってしまいます。自分の葬儀の仕方を住職と相談しておくことをお勧めします。葬儀の後請求書を見て子孫をビックリさせるようなことだけはしないでいただきたいと思います。